クラブ財務 / 独自集計
J1クラブの人件費比率が3年で20ポイント落ちた
2021年度の約56%から2024年度の約35.8%へ。クラブが人件費を削ったからではない。収入という分母が4割伸びる間、人件費はほぼ動かなかった——各クラブの決算まで降りると、そこには「戻ったクラブ」と「戻らないクラブ」の分断がある。
2021年度の約56%から2024年度の約35.8%へ。クラブが人件費を削ったからではない。収入という分母が4割伸びる間、人件費はほぼ動かなかった——各クラブの決算まで降りると、そこには「戻ったクラブ」と「戻らないクラブ」の分断がある。

人件費は69.2億円から31.9億円へ。その間にリーグ2連覇した。だが決算21期を並べると、本当の転換点は人件費の減り方ではない。スポンサーに収入の6割を頼る構造から、入場料と物販で3割を稼ぐ構造へ。このクラブが作り替えたのは、金の入り口のほうだった。
Jリーグは全60クラブの損益計算書と貸借対照表を、2005年から毎年、同じフォーマットで公開している。世界のメジャーリーグで、ここまで開示しているリーグは他にない。同じ指標・同じフォーマット・同じ出典で60本を、順次公開していきます。読み終わる頃には、どの2クラブでも並べて比較できるようになります。
Pitch Balanceは、サッカーを「ピッチ」と「帳簿」の両方から読む独立系メディアです。朝は欧州5大リーグの試合と移籍を、夜はクラブ財務・スタジアム事業・移籍市場の経済を、一次資料に当たって書いています。数字はすべて公開された決算資料から独自に集計し、出典を明記します。制作にはAIを補助的に使用しており、その旨も全記事に明示します。誤りのご指摘は必ず確認し、訂正履歴を残します。
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